mRANA-DSP 概要


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概要

mRANA-Dspオフライン処理(バッチ処理)型周波数分析ソフト です。この方法は一般的なリアルタイム分析ソフトに比べ、次のようなメリットがあります。

  1. 実時間より高速に分析できる
  2. 大量のファイルを一度に処理できる

また、mRANA-Dsp では、1つのWaveファイルに対してタイプの異なる分析を同時に設定し、実行することができます。

  1. FFT分析
  2. オクターブ分析
  3. 1/3オクターブ分析
  4. 低周波帯域用1/3オクターブ分析

※ただしmRANA-Editorには1/3オクターブ -> 1オクターブ変換機能がありますので、1/3オクターブ分析を行えば1オクターブ分析は必ずしも必要ではありません。

これらのコンセプトを踏まえて、mRANA-Dspでは、概ね次のような操作手順に従います。

分析方法の選択 → 各分析の設定 → ファイルの登録 → 実行 → モニタリング → 終了

この流れに沿うかたちで、ウィンドウ内に赤字で番号が振られガイダンスが表示されています。基本的にはこの順で操作することが多いと思われます。

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画面構成

mRANA-Dspのウィンドウは主に4つの要素に分かれています。

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セッティング部

分析タイプの設定、Waveファイル読込時のデフォルトの分析条件の設定を行います。詳しくは セッティング部 を参照してください。

コマンド部

分析を実行する際に使います。詳しくは 分析手順 を参照してください。

モニタ部

分析中は分析のモニタリングが行えます。詳しくは モニタ部 を参照してください。

処理対象リスト

処理対象リストに並んだWaveファイルが分析されます。詳しくは 処理対象リスト を参照してください。


関連ページ

操作が初めての方に向けて、チュートリアルとなる 分析手順 ページがありますので、ご覧ください。